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【GPT-5.6×ChatGPT Work】「指示の連発」を卒業!AIに仕事を一気通貫で任せる最新活用法

【GPT-5.6×ChatGPT Work】「指示の連発」を卒業!AIに仕事を一気通貫で任せる最新活用法

「リサーチをして、表にまとめて、分析させて、最後にドキュメント化する」——これまでChatGPTを使う際、ステップごとに何度も指示を出し直していませんでしたか?

最新のアップデートにより、ChatGPTは単に「質問に答えるAI」から「仕事を一緒に進めるAI」へと進化を遂げました。

この記事では、LegalOn Technologiesが公開した動画「【ChatGPT】まだ指示を何度も出してる?GPT-5.6×ChatGPT Workで仕事の任せ方が劇的に変わる!」の内容をもとに、最新モデル「GPT-5.6」の特徴や新モード「ChatGPT Work」の概要、そして実務で即活用できる2つの具体事例を解説します。

「GPT-5.6」×「ChatGPT Work」の概要

OpenAIから新しく登場した「GPT-5.6」と、新しく実装された作業モード「ChatGPT Work」。この2つが組み合わさることで、AIを使った業務効率化のあり方が大きく変わります。まずは、今回のアップデートの全体像から見ていきましょう。

GPT-5.6|用途に応じて使い分ける3つの新モデル

「GPT-5.6」はOpenAIの最新モデルシリーズです。今回の最大のポイントは、単一のモデルで全ての処理を行うのではなく、業務内容や必要コストに合わせて使い分けられる3つのモデルで構成されている点にあります。

GPT-5.6の3つのモデル: Sol, Terra, Luna
  • ソル(Sol):最上位モデル。複雑なリサーチ、データ分析、長尺の資料作成や業務フロー構築向け

  • テラ(Terra):バランス型モデル。日常的なビジネス業務全般に対応

  • ルナ(Luna):スピード・コスト効率重視モデル。手軽なタスクやレスポンス速度を求める業務向け

一律で同じAIを使うのではなく、タスクの重さに応じてエンジンを最適化できるのが大きな特徴です。

GPT-5.6で何が変わったのか?

これまでのChatGPTでも、文章の要約やテキスト生成、表の作成といった単発のタスクはこなすことができました。しかしGPT-5.6では、「情報を集める ➔ 整理する ➔ 分析する ➔ 資料やスプレッドシートにする」という一連の業務フロー全体を、より自然に進められるようになっています。

特に大きく強化されているのが、以下のような知識業務の成果物作成能力です。

  • 資料作成・プレゼンテーション:社内の既存資料のトーン&マナーや構成に合わせて、新しい資料の叩き台を一から作成する

  • レポート・スプレッドシート作成:複数の情報源(PDF、Web、データなど)をまとめて読み込み、分析結果をスプレッドシートやレポートとしてきれいに整理する

ここで重要なのは、AIが単に質問に対する答えをメッセージで返してくれるだけではなくなっているという点です。

「次の会議にそのまま持っていける資料」や「社内の意思決定に直結する分析レポート」といった、ビジネスの現場でそのまま使える成果物に仕上がった状態で納品してくれる点。これこそが、GPT-5.6によってもたらされた最も大きな進化と言えます。

作業モード「ChatGPT Work」とは?

「ChatGPT Work」は、通常のチャットよりも長めのリサーチや分析、ファイルや連携アプリを使った作業、さらにはドキュメントやスプレッドシート、レポートの作成などを進めるためのモードです。

通常のチャットが「壁打ち相手」だとすれば、「ChatGPT Work」は作業を進めてくれる実務担当者に近いイメージです。ファイル連携や外部アプリ連携を活用し、長尺のリサーチ、分析、スプレッドシートやドキュメントの作成を自律的に進めてくれます。

「ChatGPT Work」は作業を進めてくれる実務担当者

たとえば、「このテーマについて調べて」「表にして分析して」「Notionにまとめて」といった形で、仕事の流れを一括して任せやすくなっています。もちろん、最終的な判断や決定は人間が行う必要がありますが、事前調査や情報の整理、資料の叩き台作成にかかる時間は大幅に短縮できます。

次の章では、このChatGPT Workを活用して業務を効率化する実務的な例として、2つの具体的な活用シーンを紹介します。

作業モード「ChatGPT Work」の活用事例

ここからは、「ChatGPT Work」を実務で使える2つの活用事例を見ていきましょう。

実践事例1:リサーチからExcel出力までを一括処理

1つ目の活用事例は、AI議事録や相談記録ツールを題材にした「ツール比較調査からExcel出力まで」の流れです。ChatGPTワークに主要なサービスを調査させ、比較表としてExcelにまとめてもらいます。具体的には、ChatGPTのアプリを開き、以下のようなプロンプトを入力して送信します。

AI議事録や相談記録ツールを題材にした「ツール比較調査からExcel出力まで」の流れ

プロンプト例

AI議事録・相談記録についてビジネス部門で導入検討するための初期調査をしてください。主要サービスを6つほどに絞って、サービス名、提供会社、主な対象ユーザー、主な機能、料金情報や強み、導入時に確認すべき点、公式サイトURL、参照URLを整理してください。リサーチ後はExcelにまとめてください。

実行結果とポイント

プロンプトを送信すると、ChatGPT Workがバックグラウンドで自律的に動きます。

プロンプトを送信すると、ChatGPT Workがバックグラウンドで自律的に動きます

出力されたExcelファイルを確認すると、依頼通りにサービス名や提供会社名、料金、強み、確認点、さらには公式サイトの実際のURLまでが綺麗に整理された状態になっています。さらに今回は、こちらから依頼していない「導入前のチェックリスト」まで自発的に作成してくれました。

出力されたExcelファイル「導入前のチェックリスト」まで自発的に作成してくれました

このように、単にリサーチするだけでなく「調査・整理・比較表作成」を一気通貫で行い、次の会議にそのまま持っていけるレベルの成果物を作れるのが大きなポイントです。これまで人間が手作業で行っていた「検索してコピペし、Excelに貼り付けて列を揃える」という手間と時間を大幅に短縮できます。

実践事例2:データ分析からNotionページの作成まで

2つ目の活用事例は、手元にある顧客フィードバックのCSVデータを添付して分析させ、その結果を社内共有用のNotionページに整理してもらう流れです。

まず、デモ用のCSVファイルを添付し、次のようにプロンプトを入力します。

プロンプト例

添付した顧客フィードバックのCSVを分析してください。目的は社内の改善ミーティングで使うために、顧客の声から優先課題と次のアクションを整理することです。 全体傾向、満足度が高い理由、低い理由、頻出している要望、部門別に見るべきポイント、すぐに対応するべき課題、中長期で検討するべき課題、次のアクション案をまとめて、社内共有用のNotionページも作成してください。

実行結果とポイント

送信後、しばらく待つと指定したアジェンダの通りに綺麗に整理されたNotionページが生成されます。そのまま社内ミーティングで使えるクオリティの成果物が即座に仕上がります。

アジェンダの通りに綺麗に整理されたNotionページが生成されます

このようにChatGPTワークを使えば、手元データの分析から社内共有用のページ化まで、一連の流れをスムーズに進めることが可能です。

従来のChatGPT(GPT-5.5など)との違い

ここまでの機能を見て、「これってGPT-5.5でもできたんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。確かにGPT-5.5でも、リサーチや要約といった作業自体は可能でした。

しかし、今回のポイントはそうした単発の回答精度が上がったという話ではありません。

GPT-5.6とChatGPT Workでは、「リサーチ ➔ 整理 ➔ 分析 ➔ 成果物作成」という一連のステップを、1つの流れとして進めやすくなっています。つまり、「できることが1つ増えた」というよりも、「仕事の任せ方」が大きく変わるアップデートなのです。

GPT-5.6とChatGPT Workでは、「リサーチ ➔ 整理 ➔ 分析 ➔ 成果物作成」という一連のステップを、1つの流れとして進めやすくなっています

これまでは、人間が工程を細かく区切って「まず調べて」「次に表にして」「次に分析して」「最後に資料にして」というように、何度も指示を出し直す必要がありました。しかしこれからは、最初にゴールさえ伝えておけば、ChatGPT Workが途中の作業を進めながら成果物の完成まで近づけてくれます。

最初にゴールさえ伝えておけば、ChatGPT Workが途中の作業を進めながら成果物の完成まで近づけてくれます

この指示出しの手間と流れの変化こそが、従来モデルとの決定的な違いであり、最も大きな変化と言えます。

まとめ:質問に答えるAIから「仕事を進めるAI」へ

今回のアップデートを一言でまとめると、ChatGPTは「質問に答えるAI」から「仕事を進めるAI」へ進化しています。

GPT-5.6はその進化を支えるための新しいエンジンであり、ChatGPT Workはそれを実務で使うための作業モードです。

今回ご紹介した「リサーチからExcelへの出力」や「手元のデータ分析からNotionページの作成」といった活用法は、ビジネスパーソンの皆さんにとってもすぐに使える身近な例だと思います。ぜひまずは一度、実際の業務で試してみてください。

Professional AI Media編集部
執筆

Professional AI Media編集部

株式会社On Technologiesが運営する「AIによる業務変革と成長を支援する Professional AI Media」を編集しています。